初めてのストナンに行ってきました②

夕方4時頃に到着

 

 車で20分、電車で1時間をかけて、県庁所在地の都市へと向かう。

 電車での1時間の移動中、はじめは先頭の車両に乗っていたが、隣は男、目の前も男、周囲も男という有様であった。いつもならなんとも思わないこの状況だが、今日のぼくは違った。なんか非常にもったいないという気持ちがわいてきた。

 

運の悪い場所に座っちまったな

 

などと最初は思ったが、考えてみれば移動すればいいだけの話だということに気がついた。早速、若い女の子の隣に座れそうな車両まで移動した。

 そして、目の前の女の子と積極的に目を合わせてみる。こちらからは逸らさない。しかし、目が合うと緊張してじぶんから逸らしてしまう。反射レベルである。女性と目をじっくり合わせることに慣れていないのだ。

 また、2度目があったら降りるときには声をかけようか、などと妄想もした。

 いつもならスマホをいじって退屈しのぎをするだけの移動時間にも、やるべきことが多くあるのだということに気付かされた。

 

 そうしているうちに、目的地に到着。

 

まずは買い物を

 まず、駅構内にあるドラッグストアにて、コンドーム(念のため)・フリスク・ムヒパッチ(乳首透け防止)・汗ふきシートを購入。

 次に同じく駅構内のメガネ屋を物色。今すぐメガネが欲しいというわけではなかったが、童顔であることがコンプレックスのため、いずれは黒縁メガネを入手しておきたいとは考えていた。まあ、最大の目的は女性店員に、

 

ぼくの顔に似合う黒縁メガネってどれですかね?

 

と言って、コミュニケーションを取ることだった。すべてはこのあとのストナンのためのウォーミングアップである。

 

 次に駅近くのムラサキスポーツへ向かった。ここではキャップとスニーカーを購入。男性ではあったものの、店員さんに「こっちとこっちの帽子で迷ってるんですけど、どっちの方が似合っていますか?」と尋ねてみた。

 普段、じぶんにはセンスがあるという謎のプライドのために、こうしたやりとりさえ中々できないぼくであるが、今日は違った。積極的に人とコミュニケーションを取りたかったのだ。

 

繁華街へ

 次に繁華街へ向かった。

 どういうところがストナン向きかどうかもわからないが、一番にぎやかな場所に行こうということで。

 この街の繁華街は駅から歩いて5分ほどの場所にある。エリア全体はそれほど広くなく、通りの数で言えば縦に7本、横に7本ぐらいで、ぐるっと周りを一周しても20分かからないくらいかと思う。(以下、このエリアを平城京と呼ぶ)

 この範囲の中に、居酒屋あり、バーあり、ファミレスあり、クラブあり、カラオケあり。また大手百貨店が2,3あるという感じ。範囲を広げれば、この街にはほかにも多くのお店があるけど、駅周辺で声かけ→連れだし(一軒目)→ホテルという流れを考えれば、駅から1km圏内である平城京内ですべてを完結させることが大事なのかなと。

 

 またネットの下調べでわかっていたこととはいえ、やはり明らかにここが県下で一番の歓楽街である。実際に目で見、脚で一通りぐるっと歩いてみたことで、その確信を得た。個室居酒屋、カウンター席のあるレストラン、カラオケ、ネットカフェ、ホテル等、それぞれの位置を確認する。

※ホテルの位置は確認してませんでした泣

 

 しかし、この時点で時刻は夕方の6時すぎ。人通りはあまり多いとはいえない。会社帰りのOL(カップルかもしくは同僚のグループ)はいるけど、大学生などの若い女の子はほとんど見かけなかった。

 

 その後も平城京をぐるぐるするが、飲み屋のキャッチが大量にいることはわかったが、ナンパ師の方は一人も見かけなかった。一体、この街ではどこでナンパをすればいいんだ…

(慣れてくれば、ストナンはどこでも出来るのかもしれないが、このときのぼくは、ナンパ師が集まっているような場所を探していた。ここではナンパが公認されていますよという安心感を得たかったのだ)

 

大事なことに気付く

 そんなこんなで時刻は夜の7時過ぎ。いまだ声かけはゼロ。ここがナンパスポットですというお墨付きを得なければ声かけさえ出来ない。

 今日は22時半の終電で帰る予定のため、だんだんと焦りが生まれてくる。せっかくここまで来たというのに…

 コンビニに入ってしばらく休憩。カフェスペースが併設されており、しかも席が通りに面しているので、しばらく通りの人々を観察してみることにした。

 

 30分ほどは観察していただろうか。いくつか気付いたことがあった。

①あいかわらずキャッチが大量にいる(=女子の警戒心が強くなっている?)

②カップルもしくは同僚の男女グループ、女性2人組が多い。これから飲みに行くのであろう

③一人で歩いている女の子なんてほとんどいない

④それもそのはず、飲み屋街は連れとの予定があって来る場所なのだから、待ち合わせの場合を除いて女の子がひとりで現れることなどまずない

⑤コンビナンパで2人組の女の子に声かけするのはありかもしれないが、ソロにおいては飲み屋周辺は的外れかもしれない

 

駅の地下道に移動

 20時、場所を駅の地下道に移動。狙いは駅から出てくる子ではなく、駅の改札方面へ歩いていくひと。すなわちこれから帰る子。金曜の夜、それもまだ20時を回ったばかりだ。

もうこれから帰るとこ?俺は友達が急用出来て帰っちゃって飲み足りないんだよね。よかったら一杯付き合ってほしい

 

との打診が通用するかもしれないと考えた。

 

 結論から言って、駅の地下道はとても狙いが定めやすかった。30メートルほど先までの歩いている人を見渡せる。しかも友達との予定が終わってこれから帰るところだから、ひとりで歩いている女の子の割合が多い。しかもOLではなく(OLも多いが)、飲み屋街ではあまり見かけなかったアラツー女子が多いではないか。

 

 にもかかわらず、である。ぼくは結局このあとの2時間あまりで、声かけすることが出来たのはたったの2人であった。そう、地蔵してしまったのである。

※ローカル駅で話しかけたJKを含んでのツイート

 

 およそ30メートル先から流入してくる人々を一望しながら狙いを定める。

 

 あの子はいけるかも。あれは2人組だから厳しいな。あれはOLだからだいぶ年上か。あの子は早歩きだからこのあと予定があるのかな。

 

 もう、頭でっかちになりすぎた。あの子は厳しいという理由をとっさに考えてしまう。地蔵を正当化するがごとくに。

 じゃあ、1人で歩いていて足取りが遅い女の子がいたら声をかけることが出来たのか、と問われても、そこはやはり地蔵であった。

 

声をかけた2人について

1人目 20歳前後

ぼく「こんばんは。さっきまで友達と……」

 女「家族といるんで」

と軽くあしらわれる。ぼくはそこでひるんでしまい、試合終了。

 

2人目 20歳前後 キャップを被ってた

ぼく「こんばんは。さっきまで友達と飲んでたんだけどさ、友達が急用できて帰っちゃってさ、飲み足りないんだよね」

女 顔をうつむけながら

  「いいです」

とあしらわれる。ぼくはそれでひるんで、試合終了。

 

以上である泣

 

今回の敗因&反省点

①圧倒的に声をかけた人数が少ない

②声のトーンが暗い。ぼそぼそとしゃべってしまった

③相手の表情や持ち物を観察する余裕がなく、こちら側のあらかじめ考えたセリフを言うことに必死になってしまった

④はじめてだし、アルコールを少しでも注入したほうがよかったか

⑤地下道は狙いが定めやすいが、こちらが待ち伏せしているような形になるため警戒されてしまう(歩きながらであればある程度緩和されるか)

⑥スト値向上に力を入れる。もっと体を絞る

 

 もうね、めちゃくちゃ悔しい。敗因はすべてじぶんにあるとはいえ、めちゃめちゃ悔しい。ガンシカされたり、塩対応されたところで失うものなど何もないはずなんだから、ガンガンいけよ俺、と。

 

 まあ、でも初めてのストナンということで、収穫がたくさんあったことも事実。今度来るときまでに、もっと体絞っておきたいし、ローカル駅やショッピングセンター等、小さな声かけの練習を積んでおきたい。

 早ければ、来週には再度突撃できるとおもうが、そのときはアルコールの力を借りて、20声かけ、2番ゲくらいはしたい。いや、する!!

 

おしまい